自己流アウトドアライフ

年に何回か行われる四駆専門店主催のツーリングイベントに初めて参加しました。
8時に集合ということで、自宅から約20キロ離れた広島市佐伯区の某神社駐車場に集合。
すでに雪がちらついていて-5度近くの気温で、この先どんな展開になるのか全く見当が付きませんでした。
今回参加される人に挨拶してみんながそろうのを待ちました。

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国道433号線から国道488号線に入り、そこで途中で二手に分かれて1組はそのまま国道488号線を通って、もう1組は県道41号線を通って吉和で合流して、そこでその先を考えようということになりました。
σ(・_・)は国道488号線を通って行く組に・・・



出発！！
県道組を先頭に途中まで一列縦隊で行きました。


国道488号線に入り、二手に分かれ、σ(・_・)のグループはそのまま国道を進みました。


ちなみにここはまだ広島市。
でも、Softbankの電波は圏外・・・（o_ _）o


ここから先は冬期は通行止め。
トンネルを抜けるとそこから先はどうなってるのか見当が付きませんでした。


トンネルを抜けるとすでに圧雪状態。
クルマが通行しないので雪が積もったら積もったまんまです。


木々の間を通り抜けてどんどん北へ向かいました。
国道に見えないでしょ？


積雪により木が倒れてました。
すかさず、ノコギリを取り出して木をカットされました。
スコップは用意してましたが、ノコギリは用意してませんでした。


カットした木は道路の端へ・・・これでクルマが通れるようになりました。


だんだん奥に入れば入るほど道路の積雪量が多くなっていきました。
この時点ではクルマで踏みしめて30cmぐらいでしょうか・・・
ラッセル車のように雪をかき分ける事が出来ないので、これ以上前に進めなくなったら一度バックして勢いを付けて前進。
この繰り返しで少しずつ前に進んでいきました。
この時点でもみのき森林公園入口まではあと2kmちょっとでした。


先頭をσ(・_・)が走ることになりました。
少しでも路面がグリップするように・・・バックして勢いを付けて新雪の中を進んでいきました。
一回のチャレンジで進む距離はせいぜい3m。
この繰り返しは結構くたびれます。＾＾；


積雪量が30cmを超えるとますます前に進めなくなりました。
そうなるとスコップで掘って足下を固めると、クルマをバックさせて勢いを付けて新雪の中を進んでいくのでした。


スタッフに撮ってもらいました。
ジムニーとYOKOHAMAのGEOLANDER I/T-Sとの相性は抜群で、これは同行した人が驚いていました。


雪かきの合間にこんな写真を撮ってみました。
カーブミラーの中にジムニーとσ(・_・)・・・おもしろい1枚が出来ました。＾＾

先頭を他の人に譲り、σ(・_・)もせっせとスコップで掘りました。
積雪量もハンパないぐらいになってきて、MTタイヤが隠れるほどになってきました。
ここでこんな状況なんだから、もう一組のグループはもっと大変だろうと思っていました。
このクルマには無線機があったのでもう一組に無線連絡したのですが、雪が降り続いている状況では無線の電波が届かなかったようです。




ここからは一番ハイパワーなジムニーの登場です。
ブースト圧をかなり上げているようで、その排気音も凄いです。




もう一組と合流して全員が揃ったところで、1台のジムニーに四輪チェーンを装着して先頭を走ってもらうことにしました。
チェーンを装着するのはお手のものです。
ジャッキアップせずにチェーンを装着するんですね・・・
手際も良く、あっという間にチェーン装着です。


このように全体にチェーンを装着して少しクルマを動かして、ゴムバンドフックで留めると完了です。


チェーンを付けたクルマを先頭に行かせて残りの人はスコップを持って雪かきです。
ここから出口まではあと1kmきってました。
あともう少し！！


雪かきを始めて7時間近く経ち、時刻も15:30を過ぎました。
残り700mほどのところまで進みましたが、これ以上前に進めなくなりました。
無念の撤収です。

普通車とかだとこんな狭い道でUターンするのは無理なんですが、そこはジムニー・・・
何度か切り返せばUターン出来ます。
約7時間かけて通れるようにした道を通って30分で引き返しました。


トンネルの手前で解散したわけですが、あのまま続けていたらもしかしたら通り抜けられたかもしれませんが、何時になるかわからないような状況の中、さらに気温が下がって雪が降り積もると・・・と考えると勇気ある撤退だったと思います。
今回はジムニーの走破性能は十分に確認することが出来ました。
それにしても残り2kmのところから1.3km進むのに7時間・・・
みんなよく頑張りました。

次回は残雪があるうちに再度チャレンジするんじゃないでしょうか・・・
今回の経験をこれからの運転において活かしていきたいと思います。